今回導入されようとしている月例給に対する査定昇給制度は、初任者層も対象となります。今まで当たり前だった学歴や採用年などが同じ場合、「同い年なら同じ号俸」という常識が崩されるということになります。
下の図は、「採用4年目にして、はじめてA評価をもらった独身の先生」のモデルケースです。採用になって何年働いたか…という部分で、多少の違いはあるものの、一度のA評価(8号俸=C評価から比べてプラス4号俸=アップ)で、C評価の先生と年間約十八万円前後の給料の差が生じます。
北海道教育委員会は、「士気向上」「組織の活性化」を掲げています。それどころか、生涯賃金で莫大な格差をもたらすこの制度は、大きな問題を教育現場に残します。

※職員番号、名前等はすべて架空のものです。
※給料の基礎データは、2014年のものをもとに計算しています。
先生方の力合わせ、先生の自信と誇りは子どもたちにとって教育条件
制度に負けない民主的学校づくりを進めよう
子どもたちの視線で学校を、先生方を見た時、どんなだったら「学校は楽しいな」と思えるでしょう。先生方がなんとなくイヤな雰囲気だったり、仲が悪かったり、先生が「ちゃんとしなさい」と言ってばかりの学校は、子どもたちにとって幸せではないのではないでしょうか。
私たち宗谷教組は、民主的学校づくりを大切にしてきました。今こそ、―査定昇給制度を学び意図を理解し、この制度の問題点を共有できる仲間を増やしましょう。この取り組みが、近い将来の子どもたち、そして先生方の笑顔につながります。