5月14日、学び愛フェスタでした。
今年は快晴に恵まれた中、110名の先生が集いました。
全体講演は、北海道教育大学・前田賢次先生による「今だから考えたい、子どもたちの『学び』とは」。
ここ数年間、教育実践の側面から全体講演の講師の方をお願いしてきましたが、今年はまさに「子どもたちの『学び』について考えてみたいということで、前田先生にお願いしました。
「宗谷の教育」のこと、「アクティブラーニング」について、そして私たちが本当に考えていきたい教育の課題について…様々な話題が繰り広げられる講演の中から、参加された先生方はたくさんの課題意識を持ったようです。

【参加者の感想より】

  • 授業を進めることに力を入れて、子どものことを考えてあげられていなかったと考えました。
  • 普段は学力向上にばかり目が行きがちですが、地域とのつながりも大切にしなければいけないと感じました。とても勉強になりました。
  • 宗谷の教育について客観的に知ることができたのは貴重な機会でした。
  • 今、自分でも悩んでいた地域と学校教育をどう結び展開していくかを考えるヒントになりました。
  • 「地域人材の活用」を考えて授業に取り入れていましたが、「活用」ばかりに目が行き、その方々の背景を素人することや「一緒に」といった視点がたりないことに気づかされました。


第2部の講座では、学級づくりや小学校の教科教育、子ども理解と7つの講座で学びました。
初任研に参加して帰ってきたばかりの先生の感想には、行政研で学んだことと、今日学んだような「子どもたちを見るまなざし」の話との間で頭がモヤモヤします…というものもありました。

今年のフェスタの特徴は「とっても勉強になった」だけでなく、「こういう学びを続けたい」「秋にもあったらいいのに」というものがありました。
今後、宗谷教組の教育研究活動をどう組織したらいいのか、そんなふうに考えるきっかけとなったフェスタでもありました。道内各地から駆けつけてくださった講師のみなさん、参加してくれた宗谷管内の先生方、返答にありがとうございました。