私たちは、様々な“つながり”の中で日々の生活をしています。

同時に、社会人として、学校の先生として「責務」を大切にしながら、毎日を過ごしているのではないでしょうか。

そして、もう一歩高まり合いたいと願い「教職員組合」にも加入している方が多くいてくださっています。

 

自分たちで、

「こんな活動があったらいいよね」

「“つながり”をみんなで創っていきたいんだ」

「これっておかしい!だからみんなで考えたい」

…って考えれるから、組合活動は良さがあったり、愉しみがあるのだと思います。

 

いま、稚内支部では「自分たちの組合活動のこれまでを振り返り、未来に向かっての展望を持つ」という、非常に意義ある取り組みをしています。

明日の「稚内支部年次大会」に向けて、分会討議に取り組んでいるところです。

分会討議に寄せられた声には…

「昔の組合は元気があった。そこからたくさん学んだものだ」

「組織が小さくなってきているんだから、昔のままは続けられない」

…というものがあります。

 

組合員のみなさんの『要求』として、活動の整理が必要なら、1年間くらいかけてやっていきたいと思います。

しかし、一方では「組合づくり」の基本は、『分会・支部活動』だということ、子どもたちのためには「子どもたちの学び」について考える取り組み、とりわけ教育研究運動をみんなで大切にしていくことなど、『今の時代だからこそ』の運動をみんなで創っていく確かめ合いがものすごく大切なんじゃないかと感じます。

昨年、「組合づくり」についてこんな言葉をいただきました。

教職員組合だったら、「それぞれの学校という組織を離れて、もう一つ違う場所で人とつながれる場所なんですよ、ここは」…ということだと思うんだよね。ここで権利を主張しましょうというのもあるけど、今の時代は「人とつながれる場所ですよ」って考えると、組合というものも非常に納得できるものになるんじゃないだろうか。

「人とつながれる場所」が、学校以外にもあるんだ。そこはみんなで創っていく場所…なんだよって、みんなで語り合って広めていくことが、組合づくりを愉しむ秘訣なんだと思ってます。