学校の先生の仕事といえば、「おたより」。

学級通信だったり、教科通信や保健室のおたより、給食だよりなど、実に様々な発信がされるものです。

 

教職員組合運動においても、やっぱり「おたより」は大事なアイテムです 

宗谷教組では、月に1~2度のペースで、機関紙「宗谷情報」を発行しています。

今から約30年前、宗谷教組ができたばかりの頃の資料を紐解けば年に50号近くが発行されていました。 

現在は、そこまではいかずとも年間15~20号のペースで発行しています。

  

また、各支部では「支部情報」や「分会通信」などを出しています。 

「島を愛す」「かっぷく」など、伝統的にずっと使われているタイトルのおたよりもあります。

 

さて、話は戻して「宗谷情報」のような、組合本体の機関紙。 

宗谷教組の場合は、情勢の学習や組合主催行事の企画、またリレーエッセイなどを掲載しています。 

読んで「なるほど」と思ったり、ちょっと元気になるようなものを目指しています。

学校の先生として、気になるのは、「読んでみてのリアクション」。

しかし、実際はなかなか組合に加入されているみなさんから聞くことはありません。

 

ただ、全教に集う他単組のみなさんと交流した際など、「ところ変わっても、運動は同じだね」というように確かめ合うことができるアイテムでもあります。組合の機関紙の醍醐味だと感じます。

実際、他都府県の教職員組合の運動などはホームページやFacebookで見て「なるほど」と思うこともしばしばです。

 

教職員組合運動は、学習・対話・発信だと、宗谷の大先輩の先生から聞いたことがあります。

もっと簡単に言えば、「どうして取り組むのか」を考え、やってみる。やってみたらその様子をまとめて「発信する」ということだと思います。

この営みが連鎖的に動き出せば、教職員組合運動はものすごく元気が出ます。

 

宗谷情報や宗谷教組で取り組んでいるこのホームページやFacebookから、そうしたつながりや関わり合いが生まれたらいいなぁと思っています。