秋から冬にかけて、全道・全国の全教運動に触れる機会が多くありました。

 

12月に行われた教組共闘・全国教職員学習交流集会に参加した若い先生は

 

「宗谷っていう場所は、教育をするうえで恵まれていることがわかった。ほかの地域は、私たちが当たり前と思っているようなことにも、組合が力を発揮している」というような感想を話してくれました。

 

 

ほかにも合同教研や、「ゆいまーる」などに参加された先生は、それぞれの学習交流集会などから、全国の先進的な取り組みなどを学び、宗谷の教職員組合運動の到達を客観的な立場から確かめ合える機会となっています。

一方で、宗谷の中で教職員組合をどう伝えていくかということは切実な課題です。

 例えば、宗谷教組が主催する様々な学習会の告知を、一人一人の先生方にどう伝えていくのか…という課題や、組合の良さを日常的に感じられるような工夫をどうするのかということでは、宗谷教組はまだまだ発展途上な部分があります。

 

宗谷の距離的な広域制を乗り越えて稚内に集うということが厳しい面もあります。一方で、各市町村ごとにある「支部」が運動を興すということの大切さが少しずつ伝わっています。

 「組合っていいな」と思う瞬間は、けっこうたくさんあるはずです。

そのひとつひとつが見えるようになると、教職員組合運動はもっと元気になるんだと思います。

そのための手立てをどうするか…ということを考えていきたいと思います。