昨年の中央委員会での出来事です。各支部からの発言を聞いて本部はびっくりしました。それは、普段から支部代表者会議などで交流しているにも関わらず、知らなかった支部活動・専門部活動がたくさんあったからです。そして、「組合はこんなに動いているんだな」と感心したものです。

 

 

 

宗谷教組の活動は、分会・支部の活動と、専門部の活動との二つの「系統」があります。こうしてたくさんの活動が行われているのですが、企画・実施に精一杯なのか、実施する前の「宣伝」や、終わったあとの「振り返り」、あるいは「まとめ」まではなかなか手が回らないのだと思います。

 

 

 

それはとってももったいないことだと思います。教職員組合のように「みんなの善意」で動いている活動は、活動があって「よかったね」という声が、違う場の活動を創る…というように、活動が伝播していくことがあります。そうした意味では、「こんな活動やったよ」ということが伝わっていくことは、組織拡大と同じくらい重要なことだと感じます。

 

 

 

中央委員会第三号議案「2月までの活動の方針」では、こうした営みについてふれています。分会での情報や、支部情報など、読んでちょっとほっこりするような「発信」の取り組みについてです。実を言うと、宗谷教組本部の一番の悩みはここです。「集まりの告知(おしらせ)を一人ひとりの先生方にどう届けるか」という本部が抱える課題もあります。そして最初に挙げたようなみんなで工夫しあいたい課題もあります。

 

 

 

「組合が、あちこちで動いている。『つながり』っていいな」ということが、宗谷の教職員組合を強く、たくましくするのだと思います。みんなで希望を紡ぎ合う2学期になったらいいなと願っています。