気がつけば4月が終わろうとしています。
本当ならば、学校では「1年生を迎える会」や参観日を終えて、ゴールデンウイークを前にホッとする…そんな時期であるはずです。
いまは、子どもたちが来ない学校でこれからがどうなるかを意識しながら事務作業をする毎日です。
何よりも「子どもたちはどう過ごしているんだろう」と思いながら過ごすのは、2月から3月の一斉休校の頃と変わりません。
学校で過ごしていると「これ、どうにかならないかなぁ」と思うことも増えてきました。
学校で、職員会議で「それ、おかしい!」と声を出しても、学校では解決できない大きな課題もあったりします。「うちの学校は、分散登校するのか!?しないのか?」というのは、実は「うちの学校」だけじゃなく市町村段階での判断だからです。
基本に立ち戻れば「私たちは教職員組合として、教育関係者の方々と理解と納得を求めあうことができる」ということを、今こそ確かめ合いたいということです。
日々、刻々と変化する情勢についていくのは簡単なことではありません。
でも、日ごろから大切にしたい教育条理をたくさんのみなさんと語り合っておくことは、できるのです。
宗谷の大先輩はむかし、教えてくれました。「困ったときは基本に立ち返るのです」と。
私たちは「子どもたちの命と健康を守る」ということを「学校運営をどう考えるか」ということを両立していくべきだと考えています。そしていまは、「子どもたちの命と健康を守る」ということが今とても大事にされなければいけないのです。
そんなふうに考えながら、宗谷で「理解と納得」を求めあう動きを活発にしていきたいと思います。