稚内北星学園大学で「第1回地域活動報告会」がありました。
今日になってお誘いをいただいて、なんとか日程をやりくりして参加してきました。
『参加してよかったなぁ』と思える時間でした。
地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)というものに基づく、宗谷管内で稚内北星大学の学生さんたちがどんな活動をしてきたか…という報告会です。
主に、稚内市で進められている「ぐんぐん塾」と、利尻町での学習支援といった教職をめざす学生さんを中心としたボランティアについて報告されていました。
ちょうど先週、高校配置について管内の教育関係者のみなさんと懇談をする機会がありました。
そのときに感じたことは「おらが街に高校生が歩いていることの意義の大きいこと」でした。
地域に若者がいる…ということは、まちづくりの観点からも非常に意味あることなんだということです。
それと同様に、もうちょっと大きくなった「子どもたち」=学生さんたちが街で活躍するということについて、地域に大学があるからには、みんなで盛り上げていかなければならないと感じました。
「たまたまここに大学がある」ということではないんだと思います。
大学があるこの地域で、この地域だから専門性を生かしてできることがある。そんなふうに、活動を模索する様子になんだかわくわくさせてもらいました。
最後に、学生さんたちが話してくれました。
「宗谷管内のたくさんの街で、稚内や利尻で体験したような学習支援ボランティアをしてみたい」
今は夢でも、語ればきっと実現できるはず。
この報告会に参加させていただいた縁で、何か応援できたらいいな…と考えさせてもらうことができたひとときでした。