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機関紙「宗谷情報」第11号HEADLINE

7年ぶりの賃上げ 「給与構造見直し」で全世代給与ダウンへ


今回の宗谷情報とともに「公務労組連絡会」の新聞形式のニュースをお送りしています。「賃金水準を平均2%引き下げ」というショッキングな見出しが目立ちます。

私たち公務員は労働基本権が制約されています。その代償として、公務員と民間とのバランスを図るため、国は人事院勧告を行います。人事院勧告は国家公務員に対して出されるものであり、各都道府県はこの勧告の内容を踏まえて、人事委員会勧告を出します。北海道人事委員会として、北海道の公務員の処遇について検討するということです。

今回の人事院勧告は、単年度として2015年度の賃上げを実施するとしながら、「給与制度の総合的見直し」として、給料表を改訂。平均2%の給与ダウンをするというものです。つまり、来年度以降、給料評価が今よりも低賃金なものに変わるということです。また、国家公務員の寒冷地手当についても言及し、宗谷管内では豊富・猿払・枝幸町歌登で支給額がダウンする内容になっています。

北海道人事委員会は、この人事院勧告をもとに北海道としての勧告を行う準備に入っています。道教組・高教組は「公務関連労働者が「全体の奉仕者」として誇りと尊厳を持って職務に専念できるよう、生活に見合った賃金・労働条件の改善・充実をはかること」等を掲げて交渉を行います。
私たちも、この問題を多くの教職員の仲間と語り合い、切実な声を束ねましょう。

稚内・礼文で歴史的大雨 被災されたみなさんにお見舞い申し上げます。


8月24日の大雨により、稚内・礼文では甚大な被害が発生しました。土砂崩れでお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災されたみなさんにはお見舞いを申し上げます。

礼文小学校では、校舎ぎりぎりのところまで土砂崩れが迫っていたり、香深中・礼文小の子どもたちが登校する階段は通行できない状況など、日常の光景に深い傷跡を残しています。また、香深中学校の上にある教員住宅に通じる道路が崩落し、先生方の自家用車十台ほどが動かせない状況になっていて不自由な状況が続いています。大雨から10日ほどが経過し、元地地区との交通が復旧しつつあると報道されている中で、礼文町内の生活に関わる地域や道路の復旧はこれからということです。

礼文町内では学校が避難所となったところもあります。香深井小学校では町民のみなさんが学校に数十人集まり、協力して避難所運営(炊き出しなど)を行いました。東日本大震災以降、防災についての取り組みについて今一度考えたり、整備をする動きが活発です。礼文での取り組みを教訓に、学校と地域、地域の防災について学び考えるきっかけとなりそうです。

礼文町を中心として、不便な生活が続いているみなさんの一日も早い復旧をお祈りいたします。



2014年9月3日