先生が頑張ってるのは給料のためでしょ! あなたは、なんて答えますか?
道教委が二〇一五年一月から導入することを前提に、運用面の整備を進めている査定昇給制度。
宗谷教組では、この制度が持つ問題点を指摘し、民主的学校づくりを大切にすることによって、この制度が導入された後も、これまでと同じように先生方が力合わせをできるよう、学習と対話を進めます。
「先生が頑張ってるのは、自分の給料のためなんでしょ!」

子どもたちにとって生きにくい時代です。各学校では、懸命に学校に通ってくる子どもたちを受け止め、健やかに育っていけるよう先生方の力合わせがされています。子どもたちと心を通わせ、信頼関係を築いていく営みは、長い時間をかけて組織的に(チームで)行われるものです。
査定昇給制度の運用が開始されたあかつきには、子どもたちや保護者が教職員に対して不信感を持つことも考えられます。「先生は、自分の給料のためにがんばっているんでしょ」。こう言い放たれることだってあるかもしれません。あなたなら、なんて答えますか?
支部・分会での議論がはじまっています
査定昇給制度が作られた二〇〇七年。あなたは、なにをしていましたか?
若い先生は、「まだ学生だったよ」という方もいるはずです。宗谷では査定制度について二〇〇七年頃に集中的に制度導入反対の取り組みをし、そのときの取り組みは大きな財産になっています。しかし、その財産も再び活発な議論を興さなければすぐに意味がなくなってしまいます。
枝幸支部では、分会長会議でさっそく学習をし、その様子を支部情報にまとめています。
○一方的な評価をされるとしたら、納得のいかない場合が出てくるのではないか。
○教室が落ち着いているか、子ども達がちゃんとやっているかどうかだけで判断されたとき、子ども達に寄り添って奮闘した実践が評価されないことが起きるのではないか。
○教師一人ひとりの自主性や持ち味を生かした実践ができなくなるのではないか。
○指導が難しい学年や学級を持つと、その大変さがある。そこをさけてしまう雰囲気にならないか。 |
ひとりで考えているよりも、たくさんの考えが聞けて、深まりがでるのが学習の良さです。
ぜひ、学習をすすめ、学習の内容を発信しましょう。それが、運動につながります。
もはや何を言っても無駄!? 集団的自衛権の閣議決定
第二次安倍政権は発足以来、平和主義を掲げる日本国憲法の性質を変え、集団的自衛権の行使を可能にする解釈改憲を行うための閣議決定に向けて邁進してきました。そして、国民の声や民主主義のルールを無視して、閣議決定によって日本を「戦争する国」へと変化させようとしています。
「閣議決定がされた」ということが、すなわち「明日から戦争が起こる」ということではないことは明白です。こうした状況の中では「よくわからないから黙ってる」と、『集団的自衛権行使に賛成』と言っているようなもの。だから、「教え子を再び戦場に送らないぞ」と声を挙げることが大事なのです。
政府は、閣議決定ののち、秋の臨時国会に向けて関係法令の改正に着手することでしょう。秘密保護法の時と同じ筋道です。
すなわち、今回の閣議決定がされたからといって「もうすべて終わり」「もう後戻りできない」「何をやっても無駄」ということではありません。
「最高責任者は私だ」という国会答弁がありました。つまり「国民は黙っていればいいんだよ」という立憲主義に反するものです。
それはおかしいよと声を挙げる時が、今なのです。
2014年7月1日