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ブログ「言の葉」HEADLINE

たんぽぽのように、日常に深く根を張る声を出す。


教育委員会制度改革を目玉とした「地方教育行政法」改正の審議が、山場を迎え、今日にも国会では委員会採決が行われようとしているそうです。

新聞を見れば、「集団的自衛権」に関して首相が方向性を示すことが報じられ、その陰では、教育に関する大きな転機を迎えようとしているわけです。愛国心教育、競争教育を国主導で行うことを可能とする、今回の制度改革は防がなければならいことは明白です。

ところで…。
ここのところ、いわゆる「改悪」とされる具体的出来事が多すぎる気がします。
道段階では…。道独自削減をまた延長。
国段階ではたくさん…。
教職員定数、戦後はじめて減らされる。
民主主義をないがしろにして秘密保護法成立。
脱原発の世論を無視したエネルギー政策。などなど。

どれも署名に取り組みます。それでも、民主主義ではない「力」でどんどん実行されていきます。
冷めたくもなります。心折れちゃいそうにもなります。そして、疲れます。
でも、これこそ権力者がやりたいことなのかもしれません。物言わぬ人々を増やすということ。

今日の朝日新聞社説は、「自ら考え動き出す人たち」と題し、民主主義の考え方に立って運動することを激励しています。

集団的自衛権と教育委員会制度改革が節目を迎える今日、だからこそ民主主義を大切に諦めず声を出すことは大事なんだと考えさせられます。





2014年5月15日