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ブログ「言の葉」HEADLINE

宗谷教組・第25回定期大会

二月二二日、第二五回定期大会を行いました。組合活動の一年間の節目となる定期大会には、二四本の発言がありました。私たちが進めてきた活動がどうであったか、これからの一年間の私たちの活動についてみんなで考え合う一日になりました。

今回の定期大会には、午前中の議案の提案などの中で、最近の社会情勢や教育課題について触れる場面が多くありました。もちろん、宗谷教組のこれまでの歩みと、これからの方針についての提案もあり、こうした話を受けて各支部・専門部などから二四本の発言となりました。

「(情勢や組合用語など)難しくてわかんない」と言えること。


組合旗に書いてある「教え子を再び戦場に送るな」という言葉。ちょっと前の頃までは「何をそんな大げさな…」という感じがしましたが、最近の国会のニュースを見ていると、この言葉の意味を考えざるを得ない情勢にあります。…とはいえ、社会情勢や教育課題について知ることや考えることはなかなか骨が折れる作業です。

一方で、組合の学習会などでこうした情勢を学ぶことの大切さを語ってくれる発言もありました。大切なのは、みんなで「わかるように語り合っていくこと」。そのためにも、こうして「難しくてわかんない」と話してくれることはありがたいものです。



組合に入ったきっかけと、そのときの雰囲気を管内につたえてくれる発言。


今年は、組織拡大が相次ぐ一年でした。定期大会でも、組合に加入された先生の発言や、組織拡大の取り組みについて語られました。組合に入る前のイメージや、加入の決意の瞬間などを語ってくれるのは、やはりいいものです。

いま、起こっていること≠、どう見るかという視点を語る。

忙しい毎日、私たちの身の回りでは様々なことが起こります。組合は、こうした出来事に対して「どう見るか、どう考えたらいいか」をみんなで考え合える場でもあります。

定期大会では、中頓別や稚内から、こうした視点を含んだ発言がありました。こういう視点で語り合うることが私たちの活動を豊かにしていきます。中央委員会や定期大会では、大切にしたい視点です。

目の前の子どもたちの学ぶ環境や生活がより良くなるように、教職員として力を発揮していくことが大切


「組合員のみんなの創造力と実行性という部分で、活動的になってきた」―――定期大会でのみなさんの発言から宗谷教組の活動をこのように総括できると思います。そして、そこに自信を持ちましょう。

時代はおおきく変化をしています。今までの時代になかったくらいに管理と統制の教育施策が進んでいます。この先の未来は先人も、私たちもわかりません。だからこそ、いま、組合にいる私たちが要求と願いで一致する。そのために必要不可欠な部分が成熟してきたといえるでしょう。

2014年2月23日