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ブログ「言の葉」HEADLINE

「ない」より、「あったほうがいい」活動を!

賃金確定交渉は、夜の9時に高教組の事務所に集合して、そこから朝までずっと待機をします。その冒頭には意思統一集会というのがあります。その中で、道教組の西野 誠委員長が今日の教育課題を次のように整理していました。

いま、学校が大変なのは…
@新自由主義の表れ。
  バラバラにする攻撃。競争と格差があらゆる場所に持ち込まれる
A改正された教基法。その具体が施策として表れている。
  教育の管理と統制。道教委が進める教育施策もそのひとつ。
さらに、独自削減の観点では
B公務員賃金削減は地域を疲弊させる…のは本当だということ。
  アベノミクスとは聞くけど、私たちが暮らす地域では…?

組合の仕事だけしていても、課題が多すぎて何をしていいかわからなくなりそうになるときが時々あります。学校にいると、目の前の子どもたちと奮闘することで精いっぱい…という声も聞きます。
「残念だけど、組合は一番になれない」…そんな声を組合を引っ張る立場の仲間からも聞くほどです。
・・・一番になる必要はないんだと思います。やることいっぱいの毎日の中で、“ふっ”としたときに、拠りどころだったり、勉強できる場所だったり、集える場だったりすること。そのために「『ない』より『あったほうがいい』」と思える取り組みを進めていきましょう。

2013年11月29日